システムエンジニアとはどんな仕事なのか?きつい?

システムエンジニアて名前は良く聞くけど、実際どんな仕事をしているのかな。元々コンピュータに詳しい人がやっているイメージあるけど、未経験の僕でもやれるのかな?

こんな疑問にお答えします。

では目次です。

✔もくじ

大学卒業後今までプログラマーとフィールドエンジニアとIT営業とシステムエンジニアと経験し、現在システム運用業務に携わる私が、システムエンジニア歴6年の経験を踏まえ記します。

1.システムエンジニアとは

まずシステムエンジニアの定義についてですが、様々なWEBサイトを見ると表現は違えど、次の通りです。
”顧客の要望をシステムで実現させる仕事”
もう少し具体的に記します。

  1. 顧客の要望を聞く(要件定義)
  2. ⇒大事なことは、顧客が気づかないリスクポイントをこちらから示し、後戻り作業がないようにします。

  3. 基本設計
  4. ⇒顧客と打ち合わせを行い、処理の流れ、ユーザーインターフェース、帳票のフォーマットなど顧客が業務遂行する上で必要なモノについて決め、基本設計仕様書にまとめます。

  5. 詳細設計。
  6. ⇒基本設計書の内容をもとに、製造(プログラマ―)側で必要な情報を取り決め詳細設計書にまとめます。簡潔に言うと、製造(プログラマ―)側がこの設計書で開発できるというところまで落とし込みます。

  7. 顧客と設計結果をもとに打ち合わせ
  8. ⇒システムエンジニアが、作成した基本設計書、詳細設計書、試験仕様書等を顧客に提示し説明を行います。その時に指摘された事項について、検討、修正を行い再度、打ち合わせを繰り返します。

  9. 製造(プログラマ―に開発指示)
  10. ⇒顧客より承認を得たら、製造に移ります。プログラマ―が行います。

  11. 試験
  12. 試験仕様書をもとに試験を行います。
    試験は製造者(プログラマ―)のみの場合やシステムエンジニアも加わる場合など会社によって様々です。
    ※業務が立て込んでいる場合は、営業が行う場合もありました。

  13. 顧客に試験結果報告と、納品、据え付けのスケジュール確認
  14. ⇒納品前の現場スケジュール確認がメインの打ち合わせです

  15. 納品、据え付け
  16. ⇒本作業は、主にフィールドエンジニアが受け持つ会社が多いです。

  17. 納品、据え付け
  18. ⇒本作業は、主にフィールドエンジニアが受け持つ会社が多いです。

  19. 保守
  20. ⇒本作業は、主にフィールドエンジニアが受け持つ会社が多いです。

以上がシステムエンジニアの仕事になります。会社の規模にもよりますが、システムエンジニアは通常複数の案件を持っていますので、上記作業項目の内、1から4までと、7の打ち合わせがメインの仕事になるかと思います。

2.システムエンジニアの仕事でつらいこと

結論からいうと次の5点です。多いですね。

  1. 顧客からの追加仕様要求
  2. 顧客からの仕様変更要求
  3. 担当システムの障害
  4. 担当システムを複数持たされる
  5. IT営業からの新規提案書と概算見積もり依頼が多数来る

1.顧客からの追加仕様要求

顧客との基本設系の打ち合わせでは気づかなかった内容について、後から気づき仕様の追加を顧客から依頼される場合があります。
かつ顧客から発注した金額内でお願いしたいといわれると胃が痛くなります。
優秀な営業マンは、別発注を顧客に依頼しお金を追加でもらってきますが、それ以外だと、今の発注内でやりくりしてほしいと言われます。もうこれは上司判断になります。

2.顧客からの仕様変更要求

仕様が確定して、製造段階になったときに、いきなり顧客から仕様変更が来る場合があります。
これも上記と同じで”ご相談”となります。

3.担当システムの障害

すぐ火消しに動きます。顧客から情報や、エラーログの解析を行います。この時注意すべきは、この障害は、どちらが原因かということです。つまり
・システム側が悪いのか(バグなのか)
・顧客側が悪いのか(想定外のオペレーションをしたのか)
「悪い」という表現はきつめですが、まず切り分けが大事です。切り分けを冷静に行うことで、後の対応も、障害対応のスピード感も変わります。
※顧客によっては、”この障害レベルなら急ぎ駆け付け対応しなくても良いよ”と言ってくれます。そうなると、プログラマ―の確保や土日つぶしての対応に必要が無くなり、楽になります。

4.担当システムを複数持たされる

仕事なのである程度は許容すべきですが、何事も限度てものがあります。
その複数顧客対応で注意すべきは、ひとつの顧客の対応に時間を割かれてはいけないということです。分かりやすくいうと、後戻り作業はしないということです。
自身も経験ありますが顧客側のメイン担当者は仕様について承認したが、それはあくまでも担当者レベルのみで、あとからその上司が出てきて、そんなことは聞いていない事象です。それにより仕様の変更があり、結局時間が余分に食われてしまいます。
よく言われる”あちこちで火を噴く”という現象です。注意が必要です。

5.IT営業からの新規提案書と概算見積もり依頼が多数来る

システムエンジニアの仕事は、”顧客の要望をシステムで実現させる仕事”と記しましたが、その仕事にも2種類あります。
上記の内容は受注後の仕事になりますが、もうひとつ受注前活動というのがあります。
それがIT営業が取ってきた引き合い案件対応です。具体的には、IT営業の話をもとに提案書と概算見積もりを作成し、IT営業と一緒に引き合いを頂いた顧客に行きプレゼンをするというものです。
プレゼンでは、「こういった技術でお客様の課題を解決できます。なお費用はこれぐらいかかります」
と、説明します。
本プレゼン資料や見積もりは、使いまわしができますが、顧客の要求が難しい場合は、時間が取られます。
つまり、いわゆる受注前活動と受注後活動を一人で担うシステムエンジニアはかなりつらいです。
ただし、会社によっては、営業技術という部門があります。様は提案専門のシステムエンジニアです。そのような組織があると分業化が図られ一人のシステムエンジニアの負荷は下げられるかと思います。
※その分、より一層受注後活動が増える可能性はありますが。

3.システムエンジニアの仕事で良いこと

結論からいうと次の2点です。

  1. 顧客に感謝される。
  2. 食うに困らない。

1.顧客に感謝される。

顧客の要求通りにシステムを構築し納品することにより、顧客から感謝されます。
感謝されるとともに、自身も達成感が得られます。

2.食うに困らない。

IT技術者、特にシステムエンジニアは、ITというものが世の中から消滅しない限り存在します。
またシステムエンジニアの経験があると、プロジェクトマネージャーを経験して管理職に上がっていくパターンや、コンサルタントあるいはIT全般統制とよばれる監査業界に移行する人もいます。
どれもシステムエンジニアの経験があれば、良い方向に進めます。

4.まとめ

システムエンジニアは、いわゆる3Kと揶揄される職種です。
つまり、きつい・給料が低い・帰れないです。
私の経験では、「帰れない」が一番当たっていると思います。なぜなら”できるまで”、動くまで”、”復旧するまで”、帰れなかったです。

そこで、次の資料を見てください。
IT人材は、2030年には約59万人不足するといわれています。

そしてITの職種です。一番に新規事業開発・事業創造人材、それ以降、プロジェクトマネージャー、開発系人材(アプリ関連)と続いてます。そもそもほとんどの職種が不足しております。

「出典:経済産業省 IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果より」

自身の経験からも確かにきつい仕事ではありますが、世の中で見ると不足していると指摘を受けている。逆にいえば必要とされる仕事と言えます。社会貢献の観点からもチャレンジすべき仕事と思います。
※システムエンジニアという仕事は、失敗がつきものです。典型的な失敗例とその対策をまとめました。参考にしてみてください。

ITエンジニア英語

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