小学校向けプログラミング教育の中身を解説します【2020年開始】

うちの姉がぼやいていたよ。2020年から小学校の教育課程にプログラミングが導入されるけど、息子から色々質問されたらどうしょう!て。パソコンは知っているけど、プログラムとか全然分からないして言ってた。

学習指導要領の改訂により2020年度から小学生にプログラミング教育が実施されます。では実際のところ何を小学生に教えるのか?いきなり言語を教えるの?といった疑問にお答えします。

では目次です

✔もくじ

私は、大学卒業後、今までプログラマーからはじまりシステム運用業務まで複数のIT業界における職種を経験してきました。今回のプログラミング学習の施策について、私の私見交えて紹介します。

1.国が考えているプログラミング学習のねらい

ねらいの前に、そもそもなせ(わざわざ)小学生からプログラミング学習をはじめるのかについて説明します。以下の内容は、文部科学省発行の”小学校プログラミング教育の手引(第一版)
”から抜粋しました。まず読んでみてください。

はじめに ~ なぜ小学校にプログラミング教育を導入するのか ~(中略)
コンピュータを理解し上手に活用していく力を身に付けることは、あらゆる活動においてコンピュータ等を活用することが求められるこれからの社会を生きていく子供たちにとって、将来どのような職業に就くとしても、極めて重要なこととなっています。諸外国においても、初等教育の段階からプログラミング教育を導入する動きが見られます。
こうしたことから、このたびの学習指導要領改訂において、小・中・高等 学校を通じてプログラミング教育を充実することとし、2020 年度から小学校においてもプログラミング教育を導入することとなりました。

「小学校プログラミング教育の手引(第一版)」(文部科学省)(www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2018/03/30/1403162_01.pdf)の一部抜粋

つまりは、これからどんな職業につくにせよ、コンピュータを使う機会が出てくるので、前もって勉強していくのが得策であり、他の国もすでに実施済みだ!ということですね。

これはその通りだと思います。では次に本題のねらいですが、これも文部科学省発行の”小学校プログラミング教育の手引(第一版)に記されております。

第2章 小学校プログラミング教育で育む力 (1)プログラミング教育のねらい(中略)
非常に大まかに言えば、①「プログラミング的思考」を育むこと、②プログラムの働きやよさ、情報社会がコンピュータ等の情報技術によって支えられていることなどに気付くことができるようにするとともに、コンピュータ等を上手に活用して身近な問題を解決したり、よりよい社会を築いたりしようとする態度を育むこと、③各教科等での学びをより確実なものとすることの三つと言うことができます。

「小学校プログラミング教育の手引(第一版)」(文部科学省)(www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2018/03/30/1403162_01.pdf)の一部抜粋

上記説明の中で”③各教科等での学びをより確実なものとする”という意味は、「たとえば算数科において正多角形について学習する際に、プログラミングによって正多角形を作図する学習活動に取り組むことにより、正多角形の性質をより確実に理解すること」と本手引きに記されております。

つまり、プログラミングする対象自体を深く学ぶことができるということですね。ただこのプログラミング学習のポイントは①のプログラミング的思考と思います。

みなさんはプログラミング的思考とはどういうことかわかりますか?。これも本手引きを見てみます。

【「プログラミング的思考」とは】 有識者会議「議論の取りまとめ」において「プログラミング的思考」は、 「自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、記号の組合せをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力」と説明されています。

「小学校プログラミング教育の手引(第一版)」(文部科学省)(www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2018/03/30/1403162_01.pdf)の一部抜粋

そしてプログラミング的思考と合わせておくべき事柄が「情報活用能力」ということで、必要に応じてコンピュータ等の情報手段を適切に用いて、情報を得たり発信、保存共有したりといったことができる力をつけるという教育も盛り込まれております。

つまり、コンピュータの簡単な操作も教えて、そこから色々な探しものができるようにするということもプログラミング学習の中に組み込まれているということですね。なかなかよく考えられております。

では結局小学生は何を学ぶのか?。

2.結局小学校では何を学ぶの?

小学生は、まとめると、プログラミング的思考(言葉を変えると、きちんと筋道を立てて、途中を省かず順番に物事を考えていくやりかた)と社会生活全般に浸透しているコンピュータの現状とコンピューターの簡単な操作を学ぶということですね。

私の意見としては、小学生には、”コンピューターて面白い”と思わせるような教育をさせてほしいです。

プログラミング的思考も確かに意味あります。

それよりプログラミング教育のねらいの②である”プログラムの働きやよさ、情報社会がコンピュータ等の情報技術によって支えられていることなどに気付くことができるようにするとともに、コンピュータ等を上手に活用して身近な問題を解決したり、よりよい社会を築いたりしようとする態度を育む”に重きを置くべきと思います。

こんなところでコンピューターが使われているのかと感じさせる教育ですね。家のDVDレコーダや車のカーナビ、駅の自動券売機やコンビニのレジ端末など身近なコンピューターの紹介が興味を促進すると思います。

3.まとめ

小学校から教えるプログラミング学習の取り組みはすごく良いと思います。これからの時代はコンピューター無しでは生活できないです。

ただ、大きく見てIT=プログラミングではなく、色んな種類の仕事(現場保守、システム運用、システムを潤い仕事)があることを教えることも必要ですし、まずは、コンピューターて楽しいと思わせる学習が必須と思います。

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