研修の講師の進め方【システム納入したユーザー向け】

自分が携わったシステムの研修説明会が開催されることになった。生徒はシステムを使う担当者20人。はじめての講師だ。どんな準備すれば良いかな

こんな疑問にお答えします。。

自分は、プログラマーに始まり、今のシステム運用まで長年IT業界に携わってきました。その中でシステムエンジニア時代の6年間に定期的に、担当していたシステムの操作説明会の企画と講師役を行い、合計のべ720人に教えてきました。その経験談を説明します。

では目次です。

✔もくじ

それでは順番に紹介していきます。

1.操作をユーザーに教える目的

これは以下の2つがあります。

  1. システムを実際使う人の心配を払拭
  2. システム導入によるメリットを体感頂き、社内にアピールしてもらう

1.システムを実際使う人の心配を払拭

はっきりいって新システムの操作を任された人は、心配という文字が頭の中を駆け巡っています。
しかし会社がお金を出して購入したシステムですので、何とか覚えなければという気構えも持っているとおもいます。

講師はその心配されているユーザーに対し”大丈夫、大丈夫”と教えながら自身を持たせる必要があります。

2.システム導入によるメリットを体感頂き、社内にアピールしてもらう

いわゆる営業的側面も持ち合わせています。この会社が作ったシステムは良いということを体感して、社内にアピールしてもらえるよう、講師は手を尽くす必要があります。

2.まず確認すべき内容

実際の教育を行う上で、事前準備に時間をかかるというのが通例です。

次の内容を顧客の担当者と打ち合わせし、決めておくと講義する側が、教育内容を作成するのに役立ちます。

  1. 教育する相手はだれか
  2. パソコンの操作スキルは
  3. 対象は何人か
  4. 基本操作のみ教えればよいのか(応用的操作は、マニュアルを渡すのみでよいか)

以上の情報をもとに講義する内容を吟味します。

特に項目2パソコン操作スキルは、均一されていることが望ましいですけど、現実はバラバラでした。

上記整理し、教えるべき内容を決めた上で、教育スケジュールを組みます。

私が行った時は、次の内容でした。

  1. システム
  2. ⇒対象システムは、1か月分の勤務計画自動作成でき、遅刻や早退などの勤務結果(実績)を登録できる機能を持ち合わせたシステムです。

  3. 教育対象生徒
  4. ⇒各部署の勤務計画者

  5. 対象人数
  6. ⇒合計120人

  7. 1回の教育
  8. ⇒生徒数10人×2日間コース

3.教育スケジュール立案のポイント

ポイントは以下の簡単なものです。

  1. 休憩を頻繁に入れる
  2. ⇒長時間のパソコン操作は疲れます。特に年齢が高い人程顕著にでてきます。それにより緊張感が緩んできます。その対策です。

  3. 細かいテストを頻繁に入れる
  4. ⇒知識定着が表向きの理由ですが、実は眠気防止です。

  5. 気軽に質問できる雰囲気を作る
  6. ⇒これ大事です。授業中に質問をするのが苦手な方もいますので、休憩時間でも質問してもらえるような雰囲気づくりが大事です。忙しいそうとか、せかせかした感じは御法度ですね。

  7. アンケート用紙は、沢山の質問項目を書いて、本音を聞き出す
  8. ⇒アンケート用紙は真に自分の講師力が分り、きちんと理解したかの目安がわかる重要な資料です。
    手を抜かずアンケート項目は吟味して作成してください。

次に参考に教育スケジュールのレコードを記します。

4.まとめ

講師の仕事は、まずどんな順番で生徒に教えるかで悩みます。

企画が決まり、実際教育が始まった後も、意図しない質問を受け時間がかかってしまい、焦りが生じる場合があります。

ホワイトボードに図を書いて説明するときも、そもそも分りやすい図が書けているか自身が心配になるときがあります。

まあ色んな事が起きますが、最後授業が終わり、生徒さんから”ありがとう”と言ってもらえる感覚は日頃システムエンジニアをやってる身からすれば、ある意味新鮮でした。

講師という仕事も悪くないと思える瞬間でした。

みなさんも是非経験してみて下さい。

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